骨董 柴山蒔絵花入れ 買取

超絶技巧の作品です。

状態も良く仕事も完璧です。

柴山蒔絵とは、漆器に白蝶貝、夜光貝などの貝類や象牙、鼈甲などを象嵌したものをはめ込むことにより、細工が立体的に浮かび上がることを特徴とする蒔絵の技法です。

柴山蒔絵は、1775年頃、上総芝山村(現在の千葉県芝山町)に生まれた大野木専蔵が始めた芝山象嵌を発祥とします。大野木は、白蝶貝の美しさに魅了され、象嵌の技法に磨きをかけ、独自の技法である柴山蒔絵を完成させました。

柴山蒔絵は、当時の江戸の豪商や武士階級に人気を博し、多くの作品が制作されました。その中でも、1790年に大野木が制作した「芝山蒔絵螺鈿螺鈿菊花文箱」は、柴山蒔絵の代表作として知られています。

柴山蒔絵は、幕末の開国を機に、外国にも輸出されるようになりました。その中でも、1867年にパリ万国博覧会に出品された「芝山蒔絵螺鈿螺鈿菊花文箱」は、金賞を受賞し、柴山蒔絵の技術と美しさを世界に広めました。

柴山蒔絵は、現在も千葉県芝山町で受け継がれており、多くの作家が活躍しています。

柴山蒔絵の特徴は、以下のとおりです。

  • 白蝶貝、夜光貝などの貝類や象牙、鼈甲などの素材を組み合わせて、細かな文様を表現する
  • 立体的な表現を重視する
  • 華やかで豪華な印象を与える

柴山蒔絵は、漆器の伝統的な技法である蒔絵に、独自の工夫を加えることで、新たな表現を生み出した技法です。その美しさは、今なお多くの人々を魅了し続けています。

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